2015年9月7日月曜日

戦後賠償とODAのアレコレ その3




シリーズ3回目。


バックナンバーです↓
戦後賠償とODAのアレコレ その1
戦後賠償とODAのアレコレ その2




前回の記事に書いたように、日本の戦後
賠償は本来の趣旨から離れたものになって
しまいました。


そしてその後に始まるODAでも、日本の経済
復興が重視されるという流れになります。




当時の吉田茂首相の言葉が象徴的です。


「向こうが投資という名を嫌ったので、ご希望に
よって賠償という言葉を使ったが、こちらから
いえば投資なのだ。」



高度成長期のODAは、地域ではアジアへ、
分野では、電力、物流網、通信などの経済
インフラへ重点的に使われました。

インフラ整備は、その後の日本企業の現地への
進出に貢献したと言われています。


またこの時期のODA事業は、受注先を日本
企業に限定する、いわゆる「タイド援助」が
多かったのが特徴でもあります。




日本の経済復興自体は歓迎すべきことでしょう。
少なくとも当時の日本では、国を立て直す
ための喫緊の課題が経済だったことは否定
できません。


その事業が現地の人々の暮らしにどんな
影響を与えたのか?次回以降で触れていきます。





*このシリーズの記事は、以下の2つの書籍の
 内容を参考にしています。


 徹底検証 ニッポンのODA  村井吉敬編著
 日本人の暮らしのためだったODA 福家洋介・藤林泰編著


 





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