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2015年9月12日土曜日

DVD モンサントの不自然な食べ物 その1




また買っちゃいました。

DVD、モンサントの不自然な食べ物




「世界最悪」とさえ言われるモンサント社の実態が
克明に描かれている映画です。



モンサントといえばあれですよ、あれ。
ホームセンターでも山積みで売ってるやつ。





















*もうこの時点で「GM作物」はもちろん「TPPとの
 関連」まで思い浮かぶ人は、このブログ読まなく
 ても大丈夫です。




モンサント社の創業は、20世紀初頭のアメリカ・
ミズーリ州。ポリ演歌、じゃないポリ塩化
ビフェニール(PCB)などの化学薬品の製造で
急成長した会社です。

ベトナム戦争で使用された枯葉剤などの農薬も
モンサント社の製品です。


近年は種苗部門、とりわけ遺伝子組み換え作物を
手がける会社として特に有名になりました。



もちろん、悪名高くなったんですよ、悪名!


では具体的に何がどうなったのか?




冒頭の写真、モンサントが製造している
「ラウンドアップ」という商品名の除草剤です。
このラウンドアップをセットにして遺伝子組み換え
作物(以下GM作物)を世界中に販売しようとして
いるのがモンサント。


GM作物ってのは、遺伝子を操作して、病気に
強くなったり、収穫量が増えたり、除草剤をかけても
枯れなくなるような特性を持たせた作物のこと。




遺伝子操作!そんなの食べて大丈夫?と思う
方もいるかもしれません。



大丈夫ですよ、安全性のデータはモンサント社が
しっかり偽造して、規制する当局(アメリカFDA)は、
モンサントとべったり癒着してますから。ロビー活動の
輝かしい成果です。


↑極東の島国の某電力会社と経産省、ってことか。





でもって、こんな風にモンサントが売り込みに来る。


  「ねえ旦那、うちのGM綿花とラウンドアップ、
  いいですよ~草取りはラウンドアップにおまかせ、
  綿は枯れませんからね。んでもって、収穫も
  増えますってば!どうです?」


  「でもなぁ、初期投資がね・・・。」


  「あ、だったらうちの会社がお貸ししますよ。」



なんていう結末がどうなるか、わかりますか?


思ったほど収穫が増えず、借金でモンサントに
支配され続けるか、最悪、首が回らなくなって自殺。


この映画の中では、インドの例が紹介されています。





他にもこんな例も。


  「ワシ、門三徒一家から依頼されて調査しとる
  んやけどな。アンタんところの畑、勝手に
  GM大豆作っとるな?訴えるからなぁ、そこん
  ところ、よろしゅう。」

  「ちょっと待ってな!ちゃんと種の卸の会社から
  買ったやつやで。そりゃないわ。」

  「問答無用!」



などとふっかけて訴訟に持ち込みます。


大企業相手に裁判で勝てる農家なんて、
そうそういません。長期間の係争に疲れた
農家は、結局和解を選びます。和解とは、
モンサントに支配されること・・・


↑どこかの国の電力会社も仕掛ける
SLAPP訴訟に似てます。






まだまだ続きます。





参考リンク

モンサントの不自然な食べ物 公式サイト






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 なりわいと手仕事の雑貨店 とまり木

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