また買っちゃいました。
DVD、モンサントの不自然な食べ物
「世界最悪」とさえ言われるモンサント社の実態が
克明に描かれている映画です。
モンサントといえばあれですよ、あれ。
ホームセンターでも山積みで売ってるやつ。
*もうこの時点で「GM作物」はもちろん「TPPとの
関連」まで思い浮かぶ人は、このブログ読まなく
ても大丈夫です。
モンサント社の創業は、20世紀初頭のアメリカ・
ミズーリ州。ポリ演歌、じゃないポリ塩化
ビフェニール(PCB)などの化学薬品の製造で
急成長した会社です。
ベトナム戦争で使用された枯葉剤などの農薬も
モンサント社の製品です。
近年は種苗部門、とりわけ遺伝子組み換え作物を
手がける会社として特に有名になりました。
もちろん、悪名高くなったんですよ、悪名!
では具体的に何がどうなったのか?
冒頭の写真、モンサントが製造している
「ラウンドアップ」という商品名の除草剤です。
このラウンドアップをセットにして遺伝子組み換え
作物(以下GM作物)を世界中に販売しようとして
いるのがモンサント。
GM作物ってのは、遺伝子を操作して、病気に
強くなったり、収穫量が増えたり、除草剤をかけても
枯れなくなるような特性を持たせた作物のこと。
遺伝子操作!そんなの食べて大丈夫?と思う
方もいるかもしれません。
大丈夫ですよ、安全性のデータはモンサント社が
しっかり偽造して、規制する当局(アメリカFDA)は、
モンサントとべったり癒着してますから。ロビー活動の
輝かしい成果です。
↑極東の島国の某電力会社と経産省、ってことか。
でもって、こんな風にモンサントが売り込みに来る。
「ねえ旦那、うちのGM綿花とラウンドアップ、
いいですよ~草取りはラウンドアップにおまかせ、
綿は枯れませんからね。んでもって、収穫も
増えますってば!どうです?」
「でもなぁ、初期投資がね・・・。」
「あ、だったらうちの会社がお貸ししますよ。」
なんていう結末がどうなるか、わかりますか?
思ったほど収穫が増えず、借金でモンサントに
支配され続けるか、最悪、首が回らなくなって自殺。
この映画の中では、インドの例が紹介されています。
他にもこんな例も。
「ワシ、門三徒一家から依頼されて調査しとる
んやけどな。アンタんところの畑、勝手に
GM大豆作っとるな?訴えるからなぁ、そこん
ところ、よろしゅう。」
「ちょっと待ってな!ちゃんと種の卸の会社から
買ったやつやで。そりゃないわ。」
「問答無用!」
などとふっかけて訴訟に持ち込みます。
大企業相手に裁判で勝てる農家なんて、
そうそういません。長期間の係争に疲れた
農家は、結局和解を選びます。和解とは、
モンサントに支配されること・・・
↑どこかの国の電力会社も仕掛ける
SLAPP訴訟に似てます。
まだまだ続きます。
参考リンク
モンサントの不自然な食べ物 公式サイト
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なりわいと手仕事の雑貨店 とまり木
岐阜市安良田町5-5 058-275-2224
mail@tomarigi-gifu.com facebookもよろしく!
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