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2015年9月28日月曜日

MarktよりFesに近かったですね





はぐくむMARKT 出店しました!


朝からこんなだもの!!





















主催のArt+eat atelier felizさんは本巣にある
(多分)オサレなカフェです。(^_^;)


普段から子育てや食育系のイベントをたくさん開催
してがんばってるなーという印象で、きっとこのマルクトも
お客さん多いだろうと思ってましたが!


















この有様だもの!



実際に朝からすごい人だったのはとても嬉しい
ことではありますが・・・


通路が狭かったというのも混んでいるように
見える原因なんだけど。ついでにいえば、ブースの
スペース自体も狭かった。

主催者から見れば、賑やかさの演出になるので、
通路やブース間を狭く取るのは「有り」なんですが、
出店者やお客さんの立場としたら、「もっと落ち着いて
お客さんとお話したい」「もっとゆっくり見たいな」
という感じでしょうか。


ドイツの「マルクト」はもっと日常の風景に
溶け込んでいると思うんです。このイベントは
どちらかというと祝祭的な、「フェス」でしたね。

次回は「はぐくむフェス」にしてみてはいかがで
しょうか?




ドーム内のみで完結させるのもどうかなぁ。

北側の芝生広場で出店したかった。気持ち
よさそうなのに。



そうはいっても、これだけのイベントを開催する
のって、本当に大変ですよね。主催のフェリス
さんには大感謝です。




【9/29追記】

チラシをよく見たら「MARKT」の下に
ちゃんと「フェスティバル」って書いてありますね(^_^;)

Marktでもあり、Fesでもあるイベント。うん、よく
読まないでテキトーなことを書いてしまいましたm(__)m


ということで、この記事のタイトルを変更します。


修正前:MarktというよりFesでしたねぇ
修正後:MarktよりFesに近かったですね








そんな運営の技術的な部分はさておいて。



とまり木の近くの出店者さん紹介。


ご存知?ナチュラルファームcocoroのしほさん。
今日は農作業ではなくお店番。



















こちらはflamantの純子さん。
秋冬の素敵な小物たちに囲まれています。





















こちらはきゃめの天然ぐらしの天野さん。
「こぶたかわいいでしょ~」




















気合の入った油屋さんablaboの大林さん。
通称「油姫」と呼ばれています。


















油屋さん?ええ、そうです。油売ってるんです。

素敵な油をね。サボっているわけではありません。

詳しくはablaboのページでご覧ください。





アート系ブースや飲食ブースもたくさんあった
のですが、写真を撮れずm(__)m





ステージ出演のバンドも盛りだくさんで、
しかもレベル高かった!特に袈裟丸祐介
ちょっと感動したぞ。




しかし、イベント前から気になっていたのは、
なぜMARKTのAがウムラウトになっている
のか、ということ。


ドイツ語のウムラウト。Aの上に・・が
あるやつ。発音がちょっと変る記号みたいな
ものです。




ウムラウトじゃないAが正しいはず
なんだが。




次回はウムラウトの謎が明かされるのか?
はたまたフェスになってしまうのか?


乞うご期待!





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2015年9月26日土曜日

明日もイベント出店 はぐくむMARKT





9月27日(日)もイベント出店!

はぐくむMARKTフェスティバルです。





ライブやワークショップがとにかく盛りだくさん!

ぜひぜひ遊びに来てくださいね(^^)




例によってお店は臨時休業です。
大変申し訳ありません。


詳しい営業日は、営業日案内でご確認ください。




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イベントいろいろ♪





しばらく更新が滞っておりましたm(__)m


もうあっという間に9月も終わりですねぇ。


とまり木はやたらとイベントでのブース出店ばかり
しています。店舗に来られて「臨時休業だった」という
お客様には、大変申し訳なく。




そのイベントですが、最近出店した2つのイベントの
様子をご紹介します(^^)




まずは9月20日(日)の赤い電車まーけっと


名鉄谷汲線の谷汲駅は2001年の9月で廃駅と
なってしまいましたが、駅舎は「谷汲昆虫館」として
保存され、駅のホームと電車もそのまま残されて
います。

その谷汲駅跡地で行われるのが赤い電車マーケット
です。



文字通り赤い電車がホームにあります!


















電車の中で絵本の読み語りも。


















ホームの端ではステージ企画。篠笛演奏。


















マーケットはまったりのんびり。暑いくらいの陽気。





















22日(祝)23日(祝)は、おなじみの
ひだまりフェスに出店しました。


さわやかな風が気持ちいい一日。



















この日はインド料理のラサマンダさんが出店。



















お子さんたちにも人気のワークショップは・・・



















なんとお野菜でスタンプを作っちゃうコーナー。


切り口に色を塗って、ペタペタと。あっという間に
素敵なカードが出来上がり。



こちらもワークショップ。マイ箸作り。



















おや、右の方は石橋社長・・・仕事ほったらかして
何やってるんでしょうかねぇ。







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2015年9月17日木曜日

9月~11月イベント出店予定





秋のイベントシーズンが近づいてきました!


今後、11月までのとまり木のブース出店予定を
まとめてみました。


魅力的なイベントいっぱいですので、ぜひぜひ
お出かけくださいね!




なお、イベント出店の日は店舗は臨時休業です。
大変ご迷惑をおかけして申し訳ありません。




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9月20日(日)赤い電車マーケット


9月22日(火)ひだまりフェス
9月23日(水)ひだまりフェス


9月25日(金)臨時休業


9月27日(日)はぐくむMARKT Festival


10月4日(日)FAIRTRADE×おてライブ微(mi)妙(myo)和(wa)雅(ge)


10月8日(木)暮らしの陽だまり市


10月17日(土)ひだまりフェス


10月18日(日)つくる。マーケットvol 16


10月24日(土)臨時休業


10月25日(日)アースデイいびがわ


11月1日(日)sweets walk2015


11月8日(日)暮らしの陽だまり市


11月22日(日)モノ カタリ マルシェ

11月29日(日)古今東西 油まるけの油マルシェ


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日曜日、ほぼイベントでお店は臨時休業ですm(__)m


営業日案内でもスケジュール公開して
いますので、参考にしてください。






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2015年9月16日水曜日

DVD モンサントの不自然な食べ物 その3





TPP交渉は今暗礁に乗り上げているようですが、
今後どうなるでしょう?


アメリカから大量に安い大豆やトウモロコシが
流れ込んでこないでしょうか?


その時、これまでがんばってきた国内の農家さんは
どうなるでしょう?




GM作物がいやなら、買わなければいいだけ、と
思う方、今はどうやって判断してますか?






















   「こんな表示されると困るんですよねー、
   当社のGM作物が売れなくなっちゃうもの。」


   「いやしかし、これはわが国の法律で決まって
   いることでして・・・(^_^;)」


   「そんなん関係ありません。アメリカにはそんな
   決まりはありませんので、TPP参加国の日本も、
   同様にしてもらわないと。」


   「それって内政干渉じゃないですか?」


   「おや、まだそんなことを?日本独自のルールは、
   非関税障壁なんです。グローバルなルールに
   合わせてもらわないと、うちがビジネス
   できないんです。どうしてもと仰るなら、きっちり
   司法の判断を仰ぎましょうか。」


   「司法の判断って・・・どこに訴えるって
   いうんです?」





これがTPPにも含まれるISD条項といわれるものです。

企業が国を訴えることができる制度。



判断を出すのは、日本の最高裁でも
アメリカの某州の最高裁でもありません。

国際投資紛争解決センター。

投資家の保護を目的とした国連の機関です。


日本の国内法は関係なしで、一審のみの
一発勝負。





TPP参加=自らアメリカの植民地になりたがること


こんな主張をしたTPP反対派の論客がいましたが、
全くもってその通りだと、僕は思います。





ちなみに、「表示義務があるから今は大丈夫」
などと思ってはイケマセン!もう既になんの
表示もなく、日本で大量に流通しているGM作物
だってあるのです。



興味のある方はぜひ調べてみてくださいね。



最近ではこんな記事もあります↓
少々長いですがおすすめ!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/264723






興味のある方にはDVDを無料でお貸ししますので、
お気軽にどうぞ!




参考リンク

モンサントの不自然な食べ物 公式サイト



前回までの記事です↓

DVD モンサントの不自然な食べ物 その1
DVD モンサントの不自然な食べ物 その2






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2015年9月13日日曜日

DVD モンサントの不自然な食べ物 その2





連載2回目です。



前回の記事でも少し触れたFDA。

フジドリームエアラインズではありません(^_^;)


アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)は、
食品・医薬品から玩具や化粧品などの安全性を
審査し、販売許可や取締りを行う政府機関です。

そのFDAの元担当者の証言がびっくりです。


「モンサントの製品に許可を出したのは
政治的判断だった。」


安全性が確立されたから許可を出したのでは
ないというのです。



モンサントに限らず、アメリカではロビー活動が
盛んだとよく言われます。


利益拡大を図る企業のロビー活動も問題ですが、
さらに厄介なのは、その考え方を世界中に
押し付けようとする手口。


映画の中では、メキシコの例が描かれています。



北米自由貿易協定に批准したメキシコでは、
アメリカから農業補助金に支えられた安価な
トウモロコシが流れ込んできました。当然これも
GM作物です。

メキシコのトウモロコシ農家が立ち行かなくなり、
農業を諦める人が続出。貧困の原因となったり、
アメリカへの出稼ぎが増えて農村が破壊されたりと
いう、散々な結果でした。


しかも、伝統的に栽培されていた品種がGM作物と
交雑してしまっているのです。

作物は風媒、虫媒で受粉してしまいます。それを
食い止めるのは困難を極めます。




もうあと1回だけ続きます。



参考リンク

モンサントの不自然な食べ物 公式サイト


前回記事です↓

DVD モンサントの不自然な食べ物 その1



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2015年9月12日土曜日

DVD モンサントの不自然な食べ物 その1




また買っちゃいました。

DVD、モンサントの不自然な食べ物




「世界最悪」とさえ言われるモンサント社の実態が
克明に描かれている映画です。



モンサントといえばあれですよ、あれ。
ホームセンターでも山積みで売ってるやつ。





















*もうこの時点で「GM作物」はもちろん「TPPとの
 関連」まで思い浮かぶ人は、このブログ読まなく
 ても大丈夫です。




モンサント社の創業は、20世紀初頭のアメリカ・
ミズーリ州。ポリ演歌、じゃないポリ塩化
ビフェニール(PCB)などの化学薬品の製造で
急成長した会社です。

ベトナム戦争で使用された枯葉剤などの農薬も
モンサント社の製品です。


近年は種苗部門、とりわけ遺伝子組み換え作物を
手がける会社として特に有名になりました。



もちろん、悪名高くなったんですよ、悪名!


では具体的に何がどうなったのか?




冒頭の写真、モンサントが製造している
「ラウンドアップ」という商品名の除草剤です。
このラウンドアップをセットにして遺伝子組み換え
作物(以下GM作物)を世界中に販売しようとして
いるのがモンサント。


GM作物ってのは、遺伝子を操作して、病気に
強くなったり、収穫量が増えたり、除草剤をかけても
枯れなくなるような特性を持たせた作物のこと。




遺伝子操作!そんなの食べて大丈夫?と思う
方もいるかもしれません。



大丈夫ですよ、安全性のデータはモンサント社が
しっかり偽造して、規制する当局(アメリカFDA)は、
モンサントとべったり癒着してますから。ロビー活動の
輝かしい成果です。


↑極東の島国の某電力会社と経産省、ってことか。





でもって、こんな風にモンサントが売り込みに来る。


  「ねえ旦那、うちのGM綿花とラウンドアップ、
  いいですよ~草取りはラウンドアップにおまかせ、
  綿は枯れませんからね。んでもって、収穫も
  増えますってば!どうです?」


  「でもなぁ、初期投資がね・・・。」


  「あ、だったらうちの会社がお貸ししますよ。」



なんていう結末がどうなるか、わかりますか?


思ったほど収穫が増えず、借金でモンサントに
支配され続けるか、最悪、首が回らなくなって自殺。


この映画の中では、インドの例が紹介されています。





他にもこんな例も。


  「ワシ、門三徒一家から依頼されて調査しとる
  んやけどな。アンタんところの畑、勝手に
  GM大豆作っとるな?訴えるからなぁ、そこん
  ところ、よろしゅう。」

  「ちょっと待ってな!ちゃんと種の卸の会社から
  買ったやつやで。そりゃないわ。」

  「問答無用!」



などとふっかけて訴訟に持ち込みます。


大企業相手に裁判で勝てる農家なんて、
そうそういません。長期間の係争に疲れた
農家は、結局和解を選びます。和解とは、
モンサントに支配されること・・・


↑どこかの国の電力会社も仕掛ける
SLAPP訴訟に似てます。






まだまだ続きます。





参考リンク

モンサントの不自然な食べ物 公式サイト






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2015年9月9日水曜日

メディアの意図を見抜く?





最近雨ばっかりですね。

きのうは陽だまり市に出店しましたが、やっぱり
雨降っちゃいました(T_T)





台風接近ですし、出店者もキャンセル出ちゃってるし、
お客さんも少ないかなぁ・・・

なんて思ってたら。





えっ、ずいぶんにぎわってる!!
























・・・・・・??
























こちらはジャズシンガーの中村亜綺さん。
雨の中のジャズソングも風流ですなぁ。























・・・・・・・おやっ!?























まあ、それぞれ2枚目の写真が、その場にいた人の
印象に近いのではないかと。


仕方ありません。自然には勝てませんもの。
そんな日もありますよね。




新聞・雑誌やネットの写真は、情報を発信する
側の都合のいいものを選んでますので、そのあたり
ご注意くださいね!という例でした。





*ひだまりほーむさんが「とてもにぎわいました」
などと、どこかで宣伝していたわけではありません。
念のため。




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2015年9月7日月曜日

8日は陽だまり市出店





明日は火曜日。本来はとまり木の定休日
ですが・・・




毎月8日は陽だまり市出店!!



します。イベントで臨時営業します。


*店舗では営業しませんm(__)m



陽だまり市詳細は下記リンクでどうぞ。

http://www.hidamari-home.jp/event/2015/09/08110206.html



お天気が心配ですが、ぜひ遊びにきて
くださいね(^^)




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戦後賠償とODAのアレコレ その3




シリーズ3回目。


バックナンバーです↓
戦後賠償とODAのアレコレ その1
戦後賠償とODAのアレコレ その2




前回の記事に書いたように、日本の戦後
賠償は本来の趣旨から離れたものになって
しまいました。


そしてその後に始まるODAでも、日本の経済
復興が重視されるという流れになります。




当時の吉田茂首相の言葉が象徴的です。


「向こうが投資という名を嫌ったので、ご希望に
よって賠償という言葉を使ったが、こちらから
いえば投資なのだ。」



高度成長期のODAは、地域ではアジアへ、
分野では、電力、物流網、通信などの経済
インフラへ重点的に使われました。

インフラ整備は、その後の日本企業の現地への
進出に貢献したと言われています。


またこの時期のODA事業は、受注先を日本
企業に限定する、いわゆる「タイド援助」が
多かったのが特徴でもあります。




日本の経済復興自体は歓迎すべきことでしょう。
少なくとも当時の日本では、国を立て直す
ための喫緊の課題が経済だったことは否定
できません。


その事業が現地の人々の暮らしにどんな
影響を与えたのか?次回以降で触れていきます。





*このシリーズの記事は、以下の2つの書籍の
 内容を参考にしています。


 徹底検証 ニッポンのODA  村井吉敬編著
 日本人の暮らしのためだったODA 福家洋介・藤林泰編著


 





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2015年9月4日金曜日

明日5日(土)は臨時休業です





不安定な天気が続いていましたが、
今日は久しぶりに晴れ間がのぞいていますね。


さて明日9月5日(土)は臨時休業させていただき
ます。ご迷惑をおかけして大変申し訳ありません。



詳しい営業日は営業日案内をご覧ください。





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2015年9月2日水曜日

戦後賠償とODAのアレコレ その2





タイトル通り、シリーズ2回目です。今回もちょっと
長文です。



ちなみに1回目は↓
戦後賠償とODAのアレコレ その1



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アメリカと連合国から、思わぬ形で免責されようとした
日本。



日本:「いや~よかったぁ。どんだけ賠償金を払わないと
    いけないかとビビッてたけど、亜米利加さんがうまく
    取り計らってくれたよ~なんたって、役務・生産物
    供与方式だっていうんだから。」



役務・生産物供与方式、要するに現物支給ってことです。

日本のカネで、あくまでも日本の支払える範囲内で、
相手国の要請に応じて機械やインフラなどを提供する。

その機械の設置や建設工事なども、日本人技術者が
相手国に出向くのです。



   日本:「これって、賠償が終わった暁には、相手国の
       シェアをそのままもらえちゃうんじゃね?だってさ、
       その時にはうちらの名前やブランドがきっと
       相手国で知れ渡ってるからさ。ラッキー!」




と、当時の日本の産業界が色めきたったか
どうかは知りませんが、そういった期待があった
ことは十分に推測できます。



金銭の賠償を獲得したい東南アジアの国々は
当然不満です。



東南アジア:「おいおい、あんた、本当にお詫び
        する気あるの?役務・生産物供与って
        要は俺たちの持ってる資源とマーケットを
        確保したいだけなんだろ?」

        「ねえ亜米利加さん、そんな提案されちゃ
        困るんだよね・・・」


  アメリカ:「まあまあまあ、そうカタイこと言わずに。
        ココはひとつ、俺たちの顔を立ててくれない
        かなぁ?ほら、日本だってちゃんと賠償するって、
        言ってるでしょ?ねぇ、そうでしょ、日本さん。」


    日本:「もももももちろんしっかり賠償しますっ!!
        ごめんなさいっm(__)m」



こうして、アメリカにうまいこと丸め込まれた(?)
東南アジア諸国。



アメリカが編み出した賠償案は、日本の生産力と
経済力の復興に寄与し、アジアの国々の賠償要求を
ある程度満たし、そしてアメリカの対日援助負担を
減らすという、いわば一石三鳥を狙ったものでした。



日本は、アメリカの元で急速な経済復興を
遂げましたが、それは同時にアメリカのアジア
戦略に組み込まれていく過程でもありました。



今でも様々な議論がある日本の対米協調
(従属?)路線は、戦後の賠償から既に
始まっているといえるでしょう。



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過去のシリーズ記事は下記からどうぞ。

戦後賠償とODAのアレコレ その1





*このシリーズの記事は、以下の2つの書籍の
 内容を参考にしています


 徹底検証 ニッポンのODA  村井吉敬編著
 日本人の暮らしのためだったODA 福家洋介・藤林泰編著


 






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